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長嶋さん的な体感を言葉に変えていく。「こつ」と「スランプ」の研究

パーンとかドンの着地の体感。足の裏以外のどこで感じた?そういう体感を地道にに「記述」していくのがまずは入口。あっちこっち身体中の体感を記述してみる。

こうやってみようってあるでしょ。その時の体感もまた記述する。これどんどんやって行くと、最初はだんだん細かくなるんだけど、ああじゃね、こうじゃねとやっていくと、これじゃねが増えてきて、「あっ」これだけじゃん。に収束してくると。

そう言葉が減ってくる!迷っていたら走れないよね当然。

この過程をちゃんと言葉にしないで、ただ繰り返しの練習だけだと「こつ」も掴めないし「スランプ」から抜け出すのに時間がかかるのでではないか。それがこの本

たぶん、イチロー選手や北島康介選手やスケートの清水選手、為末選手とか伊達さんとかみんな、そこが分かっているから、レベルアップのためにゼロからでも再構築出来るのだと思うけどどうだろう。

ひとつ関係ないけど面白いとこは、野球の外野手が落下手に入る、ましては目を切って背走してふっと振返って捕球できるというのは、この理論では解決できないらしい。

ん~なんだか分からんよね(笑)
長嶋監督あいてに松井選手もそれを身体知にしたんだから凄いよな。

身体知の認知科学
諏訪正樹(著) 講談社選書メチエ
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by c-dunk | 2016-09-24 16:41 | ランニング

走る迷走柔整師  ココロと身体はセット 設楽義勝


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