「怒り」自分に目覚めるレッスン 

マインドフルネス・セラピーの実践
手塚郁恵・福田京子・川口恵美子(著)
春秋社

今の自分で在ること
アタマで考えることは、過去のことを元にして、これから先のことに気持ちが行ってしまいます。過去に起こったことの中でも、自分の存在を脅かされた記憶はとくに強くて忘れられません。これは生命に関わることですから、当然でしょう。
 楽しかったことはその場で完全燃焼するか、よほどのこと以外は忘却の彼方に追いやられてしまいます。辛さや悔しさは無意識に刻まれて、事あるごとに出てきて限りなく先々の心配までしてしまうようです。
 そういう、「思考先行」に傾いていくと、辛さや悔しさや心配事が常に追いかけてきて、人生が息苦しくなってしまいます。158-159頁
不必要な苦しみから脱出するためには「今の自分の感覚」に留まってみることです。この点をマイセラでは繰り返し行っています。今の自分の感覚は、マインドフルネスになって今の自分「からだ」がどんな感じなのかを感じるところから始まっていきます。マインドフルネスになり、今のからだの感じから少しずつ感覚を開いていくと、感覚ブロックの扉を開けていくことができ、やがて人間が共通して持っている本質的な感覚に気づいていくことができます。人間としての本質は、思考する脳とは違って、どんな感情を受け入れ、穏やかで大らかなのです。159頁
よく「肚が座る」とか言いますが、繰り返しワークを体験し、今のお腹の感覚に焦点を当てていくことで、人間の本質に出会うことができるのです。
 その出会いから自分への信頼が生まれてくるのです。160頁
アタマの中で「怒り」をぐるぐるさせるのではなく、「怒り」と根気よく向き合って、お腹の深い所に落としていけば、どんな否定でも気にならなくなり、伸び伸びと生きていこうとする逞しい力に出会うことができます。
 この力の存在を、なんの気負いもなくスーッと信じられたとき、いつの間にかこの自然が他の人と気持ちよく繋がっていく、拠り所となっていくのです。
 本書のタイトルの一部となっている「自分にめざめる」というのは、まさに、のびのびとして屈託のない自分の「いのち」に出会うことなのです。197‐198頁

この力の抜けた自然こそが、「自分への信頼」であり、私たちを幸せへと導いてくれる大切なものといえるでしょう。198頁

本書で紹介されているマインドフルネスを使ったセラピーでは「肚」の感覚に焦点を絞っているようです。普通に呼吸を使ったマインドフルネス瞑想から始めて、いろいろなワークによってその感覚に敏感になっていく。で、その目指すところは、すべては妄想とか映画から抜け出すということより、自分のなかにある「いのち」と出会うということのようです。これはよく「それ」とか何か大きなものに繋がっているとかそういう感覚だと思うけどこれも体験できないと分かりませんね。その感覚こそが「自分への信頼」であって、幸せに導いてくれる大切なものである。

感覚のブロックというのもポイントで感情もブロックしているから気づけないでいる私の場合は。

仏教の瞑想の目指すものとは違うかもしれませんが、この「いのち」とか「それ」という体験は本当にあると思っています。もちろん簡単には体験できないものでしょうが、こういうのでも慢性疼痛から抜け出せるとも考えています。
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痛みが起こるのには、心と身体の両方が関わっています。
慢性痛に関する学説や治療法は数多くありますが、
どの説も、慢性痛の症状があるなら、身体だけではなく、
心にもその原因があるという大原則は一致しています。

湘南深沢ニコニコ整骨院 鎌倉市常盤60-3
0467-43-2556
または
何も求める必要がないことに気づく
その日に生かしていただていることが素晴らしい
そうであるから、その命を存分に一所懸命に生きる
臨済禅師






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by c-dunk | 2017-01-31 19:24 | 身心 | Comments(0)

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by c-dunk