筋緊張亢進による痛み

筋の収縮が持続して、緊張が高まると、痛みが現れる。緊張がさらに高まって攣縮(spasm)、さらに筋・筋膜痛症候群が発生すると、痛みが次第に増強する。パーキンソン病の筋固縮も筋肉痛を生じる。

 痛みの基になる筋緊張亢進には、筋肉の傷害によるもの、筋肉以外の組織に外傷や病変があって、反射性に起こるもの、不安、情動緊張、抑うつ状態などの心理学的障害によるものなどがある。

 たとえば、骨折があると、傷害部位から侵害受容線維を伝わって脊髄にインパルスが送られ、痛みを生じる。このインパルスは同時に反射活動を引き起こす。この反射活動は、交感神経反射と屈筋反射を含む、交感神経反射は血管を収縮させる。屈筋反射は関節を曲げる筋肉の収縮である。この状態が長く続くと筋肉からも痛みが発生するようになる。その結果痛みばかりではなく、反射活動も強まり、反射性収縮に参加する筋肉の数も増える。胸壁や腹壁の筋肉がこの反応に巻き込まれると、呼吸運動が妨げられる。高齢者の場合、たった2本の肋骨の亀裂骨折で、重篤な呼吸障害に陥ることがある。

 攣縮に伴う筋肉痛は一般に虚血筋の収縮によるとみられている。攣縮が血管を圧迫して血流を阻害する。その結果緊張が高まった筋肉で、虚血と収縮が起こり痛みを生じる。

臨床医のための 痛みのメカニズム 横田敏勝 著より引用

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>痛みの基になる筋緊張亢進には、筋肉の傷害によるもの、筋肉以外の組織に外傷や病変があって、反射性に起こるもの、不安、情動緊張、抑うつ状態などの心理学的障害によるものなどがある。

筋の傷害といったら、明らかな挫傷とか打撲しかないわけで、心理学的障害しか残らないですよねこれ読むと。


>攣縮に伴う筋肉痛は一般に虚血筋の収縮によるとみられている。攣縮が血管を圧迫して血流を阻害する。その結果緊張が高まった筋肉で、虚血と収縮が起こり痛みを生じる。

虚血筋とくればまた交感神経の興奮に行き着いてしまうわけですね。


>筋の収縮が持続して、緊張が高まると、痛みが現れる。

最初のこの1行だけだと、姿勢と使いすぎもありえそうだけど、それだけじゃ痛みになるっつうエビデンスはありませんと。
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by c-dunk | 2005-11-11 14:49 | Comments(0)

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