2005年 12月 02日
ガセビアの沼
根性痛とは神経根が圧迫、絞扼されることにより生じるとされている。しかし、根性痛の本態はまだよく解明されていない。神経根部はもともと機械的刺激に対して弱い部位ではあるが、1回の圧迫では持続的な神経インパルスは発生しない。髄核の脱出や骨棘による持続的圧迫も根性痛を発生させる要因の一つではあろうが、これだけで根性痛のメカニズムを説明することは難しい。
実験動物の正常な脊椎後根を圧迫しても、痛みを伝える侵害受容器線維を含めた求心性線維の持続的発射活動は誘発されない。しかし、あらかじめ障害しておいた脊椎後根を機械的刺激すると、持続的なスパイク発射が誘発される。
とりあず、 「神経に何かが当たっているから痛い」は ガセ
実験動物の正常な脊椎後根を圧迫しても、痛みを伝える侵害受容器線維を含めた求心性線維の持続的発射活動は誘発されない。しかし、あらかじめ障害しておいた脊椎後根を機械的刺激すると、持続的なスパイク発射が誘発される。
とりあず、 「神経に何かが当たっているから痛い」は ガセ
by c-dunk
| 2005-12-02 15:15
| 痛み