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やっぱり、あわてない。

「リラクセーション」 成瀬悟策
緊張体験を明確にしよう・2



たとえば、両側の頚から肩全体が痛いと感じていたのに、少し落ち着いてみると片側だけ、それも頚から肩甲骨にかけての部位だけが痛いと感じるなどというように、はじめは広範囲の痛みと感じていたのに、調べてみとだんだん部位が狭くなったり、痛みの位置が明確になってくるものです。
もちろん、反対にはじめは少しの緊張感だったものがだんだん痛みとなり、その範囲も徐々に広がって耐えられなくなるということも少なくありません。
生理学的な炎症などがあって、それが縮小したり拡大するということもあるので、無視することはできません。しかし、そうした生理的条件は普段と変わらないのに、それを過大に感じたものがだんだん生理的な実体どおりになることもあれば、それとは逆に実際の筋緊張から遊離してひどい痛みとして体験することもよくあることです。

たいていは、自分のからだをしっかりみようとせず、おっかなびっくりだったり、的確な認知を怖れて痛みの感じから逃げ腰となっているため、認知が不正確で、過大評価してしまいます。しかし、落ち着いて自分のからだに注意を向け、なるようになれと、いわば開き直って自分のからだを弛めながら、実態にそってしっかり明確化してみようという気持ちになると、そんな態度になるだけで緊張や痛みなどの体験はびっくりするほど変化してくるのがふつうです。
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「からだ」をちゃんと感じること、弛めることは難しいのはわっかてるとしても、、、
by c-dunk | 2005-12-27 15:05 | 筋肉

走る迷走柔整師  ココロと身体はセット 設楽義勝


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