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睡眠。大人も同じ。

子供の睡眠障害と頭痛には関連あり
提供:WebMD
研究によると、慢性頭痛の小児の3分の2に睡眠障害がある
Miranda Hitti
WebMD Medical News
Reviewed by Louise Chang, MD

【1月26日】小児およびティーンエージャーにとって、多くの場合、睡眠障害は頭痛と密接に関係していることを、新しい研究は示している。
メーヨークリニック(ミネソタ州ロチェスター)の医師らは、6-17歳の小児200例を対象に研究を行った。半数の小児には慢性頭痛(3カ月以上にわたり月に15日以上、頭痛あり)があった。その他の小児には時折起こる頭痛があった。
慢性頭痛を有する小児の約3分の2に睡眠障害があった。頭痛が時折起こる小児の場合はそれより少なく、5分の1であった。
この知見は、第24回幼小児期睡眠障害年次会議において発表予定である。会議は今週、カリフォルニア州のランチョミラージュで開催されている。
研究者の中には、神経内科レジデントLenora Lehwald, MDと小児神経内科Kenneth Mack, MD, PhDが含まれた。

睡眠と慢性頭痛
Mack博士とLehwald博士はニュースリリースで研究についてコメントした。
「これまで頭痛もちの子供は睡眠不足で、睡眠が足りないために疲労しているのをよく見て来た」とMack博士は述べている。
「十分な睡眠をとっていない時に頭痛が多くなることは知られていたが、毎日起こる慢性頭痛がどの程度睡眠障害によって惹起されるかは知られていなかった」と同博士は続けている。
本研究において、慢性頭痛の患者は、夜間や早朝に頻繁に覚醒すると言う頻度が高かった。頭痛が時折起こる患者では、いびきおよび下肢静止不能症候群(RLS,いわゆるむずむず症候群)の報告頻度が高かった。
睡眠障害と頭痛は「相互に助長し合って」、それぞれの疾患を悪化させている可能性がある、とMack博士は述べている。「それらが共通の原因をもっている可能性、または一方が他方の早期徴候である可能性が考えられる」。

小児の睡眠の質を高める
ニュースリリースにおいてLehwald博士は、小児やティーンエージャーがより良い睡眠をとるためのアドバイスを行った。
「寝室を、落ち着きリラックスできるような種類の活動にのみ使用すべきである」と、Lehwald博士は述べている。「テレビやテレビゲームのように刺激的で、興味をかきたてやりたい気持ちにさせ活動的にするものは、寝室に置くべきではない」。
「同じく、小児が寝る前の1時間に、気持ちを落ち着け、眠る準備をするための日課をもつことも重要である」とLehwald博士は述べている。「読書など、眠気を誘う活動を選ぶべきである」。
「良い睡眠習慣のようなことがらについて患者および家族に教えることは、睡眠の質そして長期的には頭痛を改善する助けになるであろう」
と、Lehwald博士は述べている。

Annenberg Center for Health Sciences 24th Annual Conference on Sleep Disorders in Infancy and Childhood, Rancho Mirage, Calif., Jan. 26-28, 2006. News release, Mayo Clinic.
by c-dunk | 2006-02-02 08:03

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