用語

トリガーポイントMPSの図
活性化した(アクティブ)トリガーポイント active TrP
活性化した(アクティブ)トリガーポイントactive TrPは、通常患者が痛みを訴えている点である。アクティブトリガーポイントは常に過敏で、これを有する筋は運動範囲が制限され、筋力低下がある。骨格筋の硬い緊張帯taut bandを触診し(図6A)、収縮結節contraction knotを含む小結節noduleに直接圧迫を加えると(図6B)、飛び上がるほどの過剰な痛みjump signを生じ、局所的な単収縮反応local twitch responseを生じる、小結節は、骨格筋中央の終板帯に存在することが多く、この点をセントラルトリガーポイントcentral TrPと呼び、これによって筋腱移行部または腱骨移行部にひきおこされたトリガーポイントをアタッチメントトリガーポイントattachment TrPと呼ぶ(図7,8)、また、関連痛およびその特有の関連痛パターンがあり、しばしば自律神経機能障害を併発する。トリガーポイントがより活発的になると、関連痛の範囲が広がり、痛みが激しくなり、安静時にも持続する。また、トリガーポイントはさらに過敏になり、緊張帯がさらに緊張を増し、局所的な単収縮反応が強くなる。

キートリガーポイントKey TrPとサテライトトリガーポイントsatellite TrP
ある筋肉の一つのトリガーポイントがキートリガーポイントkey TrPとなって、他の一つあるいはいくつかの筋に別のセントラルトリガ―ポイントを誘発することがある。このトリガーポイントをサテライトトリガーポイントsatellite TrPと呼ぶ。サテライトトリガーポイントは、キートリガーポイントを含む筋の過負荷に伴う共同筋活動により、共同筋に生じるという考え方や、逆にこの過負荷に対抗するために拮抗筋にも生じるという考え方、あるいは同じ神経支配筋に生じるという考え方がある。
キートリガーポイントの活動が低下すれば、サテライトトリガーポイントを治療することなく、その活動が低下することがしばしばある。

潜在化したトリガーポイントlatent TrP
アクティブトリガーポイントが自発性の活発なトリガーポイントととすると、潜在化したレイテントトリガーポイントlatent TrPは不活発なトリガーポイントで触診時あるいは緊張力を高めたり、筋収縮したときだけ痛みを感じる。アクティブトリガーポイントもレイテントトリガーポイントも、いずれも運動機能障害を起こし、関連痛を有する。アクティブトリガーポイントの痛みが低下すると、レイテントトリガーポイントの痛みlatent painも低下する。

筋機能改善の理学療法とそのメカニズムより
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by c-dunk | 2006-04-28 16:27 | 筋肉 | Comments(0)

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