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予後

早い方がいいのは確かか。慢性痛症に陥っていなければ、ずーっと関連痛が続いていても治療効果はあがると。

>痛みが可動範囲の減少を伴いながら痛みが減少したならばそれは線維症の増大を示している可能性があり

これはどんなケースだ?

予後
ある筋肉の明らかに確認できる緊張によって生じたTPによる急性筋膜痛は一般的に容易に緩和させることができる。もし患者の痛みが可動範囲の減少に伴って増大したならば、まだよい治療の結果が得られる可能性がある。もし患者の痛みが可動範囲の減少を伴いながら痛みが減少したならばそれは線維症の増大を示している可能性があり、痛みの緩和や機能の回復はより難しくなる。

数ヶ月またはそれ以上にわたって、他の筋肉にまで拡大することなく、安定したTPからの関連痛パターンを維持してきた患者は治療によく反応する可能性がある。痛みの範囲が広がっており、引き続いてより多くの筋肉を巻き込む勢いを得ているとき、特定の筋膜治療によって痛みを持続的に緩和させようとする場合は、それ以前に多くの永続的要因を取り除いておく必要がある。
トリガーポイント・マニュアル 筋膜痛と機能障害

by c-dunk | 2006-12-14 10:09 | 痛み

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by c-dunk