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触ってみれば?

痛みと臨床 2007,vol.7 no1
痛みに対する運動療法 腰痛症における適応と成績
腰痛の定義より
非特異性腰痛の発生源は、腰椎の支持組織である椎間板、椎間関節、椎間関節包、椎骨、靭帯、体幹筋、筋膜などが相当する。X線写真で、椎間板の狭小、骨棘、分離、すべりなどが観察されるが、まったく所見のない場合もまれではない。MRIは椎間板や神経根など軟部組織の抽出にすぐれており、骨性要素の変化も早期に検出可能なすぐれた画像診断である。しかし、一般に画像上の退行性変化と腰痛という症状には相関のない場合も多く、腰痛の原因探索が困難な点がここにある。すなわち腰痛症においては、厳密にどの高位のどの解剖学的部位から腰痛が生じているのかの決定は、困難である。ここに腰痛症の画像診断、すなわち病理学的側面把握の困難性がある。


画像でだめなら、心眼でいこう!
by c-dunk | 2006-12-27 15:52 | 痛み

走る迷走柔整師  ココロと身体はセット 設楽義勝


by c-dunk