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慢性疲労症候群。

明日、あさってはどうやら台風直撃しそうです。消防団員の出番がありそうなのでちょっとドキドキでっせ。波乗りの人は救助されないよにほどほどにしてくださいよ、オイラは怖くては入れないっすが。

CFSの新しい診断指針がでたようです。

気分障害(双極性障害,精神病性うつ病を除く),不安障害,身体表現性障害,線維筋痛症は併存疾患として扱う。

だそうなので、参考まで。
週刊医学界新聞
CFSの新しい診断指針
 6か月以上持続する原因不明の全身倦怠感を訴える患者が,下記の前提I,II,IIIを満たした時,臨床的にCFSが疑われる。確定診断を得るためには,さらに感染・免疫系検査,神経・内分泌・代謝系検査を行うことが望ましいが,現在のところCFSに特異的検査異常はなく,臨床的CFSをもって「慢性疲労症候群」と診断する。
〔前提I〕
 病歴,身体診察,臨床検査を精確に行い,慢性疲労をきたす疾患を除外する。ただし,抗アレルギー薬などの長期服用者とBMIが40を超える肥満者に対しては,当該病態が改善し,慢性疲労との因果関係が明確になるまで,CFSの診断を保留し,経過観察する。また,気分障害(双極性障害,精神病性うつ病を除く),不安障害,身体表現性障害,線維筋痛症は併存疾患として扱う。

〔前提II〕
 〔前提I〕の検索によっても慢性疲労の原因が不明で,以下の4項目を満たす。(1)この全身倦怠感は新しく発症したものであり,急激に始まった。(2)十分休養をとっても回復しない。(3)現在行っている仕事や生活習慣のせいではない。(4)日常の生活活動が発症前に比べて50%以下になっている。あるいは疲労感のため,月に数日は社会生活や仕事ができず休んでいる。

〔前提III〕
 以下の自覚症状と他覚的所見10項目のうち5項目以上を認める。(1)労作後疲労感(労作後休んでも24時間以上続く),(2)筋肉痛,(3)多発性関節痛(腫脹はない),(4)頭痛,(5)咽頭痛,(6)睡眠障害(不眠,過眠,睡眠相遅延),(7)思考力・集中力低下,(8)微熱,(9)頚部リンパ節腫脹(明らかに病的腫脹と考えられる場合),(10)筋力低下((8)(9)(10)の他覚的所見は,医師が少なくとも1か月以上の間隔をおいて2回認めること)。

by c-dunk | 2007-09-05 18:09 | 身心

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