情報だけの治療室

侵害刺激?

侵害受容器が興奮する?じゃ、侵害刺激ってなによ?って話になるんですが、こっからはたぶん話が前後左右に吹っ飛ぶので注意してくだい。

あっさり書くと、「強い機械的刺激」「熱・冷刺激」「化学物質の作用」でしょうか。これらの刺激は組織を傷害するか、長時間作用すると傷害を生じる可能性を持った刺激ですとよく書いてあります。

ワタシらに関係あるのは「強い機械的刺激」でしょう。一番有名なのは「こむら返り」足がつるとか、胃けいれん、お産のときの子宮のけいれん(これは自信がない)ですね、筋肉がとっても痛い、痛むというのがよくわかる痛みです。

ちなみに「こむら返り(有通性痙攣)」ですが、痛みのメカニズム(横田敏勝)によれば、筋線維の一部が強く収縮する。その結果、収縮した筋線維と収縮していない筋線維の間にずれの力が働き、筋肉の痛覚線維を刺激するとあります。

このときその筋肉を動かそうとすると近くの運動神経線維の興奮が発生し、痙攣がより多くの筋線維を巻き込むそうです。

これをそのままギックリ腰に当てはめれば、身体を捻ったり重たいものを持ち上げようとした時、ある腰の筋肉の筋線維が障害(痙攣)を起こした瞬間は侵害性機械刺激ということになると想像できます。

このとき筋線維の中に微小損傷があれば前回の図のように発痛物質がフワフワと産生されてまた、センサーが働いちゃうわけです。つまり「痛い」です重いとか疼くかもしれません。

機械的刺激はこんな感じですですが、ここまでの話だきだと「生物学的(物理的・構造的)損傷」という機械的なモデルにはまり込むことになります。まだまだ続くことに・・・

それにしてももっと簡単に「スジが痛い」「ゆがんでる」「ヘルニアが」「骨盤が」こういう一言に対抗するものがないとね、「侵害受容器」とか「侵害受容性疼痛」じゃオイラが語っても「うんちく」になっちゃうんだよな。

「生物・心理・社会的疼痛症候群」というゴールにまでたどり着くにはオイラの説明では、時間はかかるし、まだまだ患者さんを混乱させているだけかもしれん。

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by c-dunk | 2009-07-03 16:41 | 痛み | Trackback | Comments(4)
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Commented by TK(タク) at 2009-07-14 01:10 x
某ブログで、お騒がせしてるものです。

これは非常に重要な問題をご指摘されてると思います。>先生。

機械的刺激で痛い。
プロスタグランジンで痛いのではない。こんな病態にボルタレンは効かないと思いますし、実際、効かない経験の人が多いでしょ。

機械的刺激の痛みと、同時に損傷による痛みでワクワクになれば、損傷による痛みに責任がある部分はNSAIDsが効くでしょう。

でも、ニューロンのNaイオンチャンネルやレセプターを塞げば、インパルスが伝わらないと言うことでしょう。両方の痛みに有効と言うことですね。

大変、お邪魔しました。
Commented by c-dunk at 2009-07-14 14:33
TK(タク)さん。

コメントありがとうございます。やっと昨晩お祭りが終わったところでまだ身も心もグタグタ状態です。

>ニューロンのNaイオンチャンネルやレセプターを塞げば、
そういうことになりますね。
Commented by TK(タク) at 2009-07-14 21:57 x
お疲れさまです。

私も、早くこの痛みMPSを治して、先生みたいに活動的になりたいです。
近所で、お祭りなんかあると、外国人観光客のように、デジカメでバシャバシャ撮ってます。つまり、見る方。

最近、ちょっと良くなり、明るい兆しが。油断は大敵なのですが。
Commented by c-dunk at 2009-07-17 19:29
油断は大敵です。

デジカメ担当でとにかく半纏だけ着てみるとか如何でしょう。中に入ると違った楽しさ(呑むだけ?)もあるかもです。

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