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整形外科黎明期の信念。

信念じゃしょうがないけど、それは違うぞって言ってる整形外科医だって意外と大勢いたりするかも

整形外科の発想は形を整えることにあり、それが「整形」外科という名称につながりました。当時、その考え方が受け入れられた背景には、形態の異常から生活に支障をきたす例が多かったことがあげられます。「形を元に戻すことで、改善するに違いない」。当時の整形外科医たちはそう固く信じ、患者さんに、辛い治療も我慢するよう要請した。矯正用のギプスや身体の自由な動きを制限するような装具も多くしようされたと記録があります。目で見て曲がっているものは異常であり、それをまっすぐにするのが医師の務めだという信念で治療に当たっていたと思われます。

形が悪いからといってすぐに安静や固定を指示するやり方は、整形外科黎明期の技術革新の興奮をいまだに引きずっていると言えるのではないでしょうか。
痛い腰、ヒザ、肩は動いて治せ 島田永和

by c-dunk | 2009-09-30 10:04 | 痛み

走る迷走柔整師  ココロと身体はセット 設楽義勝


by c-dunk