カテゴリ:プラシーボ( 13 )

マイナスの効果も発揮するプラセボ。



これありますよ、現に患者さんにいらっしゃいます。プラセボもノーシーボも自分ではコントロールできないからやっかいですね。

臨床医は、マイナスのプラセボ効果が最小限になるように心がけて、副作用の説明をしなければなりません。ただ情報を正確に伝えればそれでよい、というものではないのです。モルヒネの場合は、予防的に吐き気止めを併用できること、多くの場合は体が慣れて数日程度で副作用としての吐き気は治まること、そしてなにより、モルヒネによって痛みが軽減できるという利点を強調する、といった具合です。
アピタル・酒井健司

実際の臨床試験では、対照群にプラセボが投与されることがありますが、一定の割合でプラセボ群にも有害事象が観察されます。興味深いことに、プラセボ群で観察される有害事象は、比較対象となる実薬群の副作用と似ているのです。
 つまり、吐き気の副作用を持つ実薬と比較されたプラセボ群では吐き気が多いし、不眠の副作用を持つ実薬と比較されたプラセボ群では不眠が多いという具合です。「吐き気が出るかもしれない」「不眠が起こるかもしれない」という予想が症状を引き起こすことがあるのです。
アピタル・酒井健司

痛みが起こるのには、心と身体の両方が関わっています。
慢性痛に関する学説や治療法は数多くありますが、
どの説も、慢性痛の症状があるなら、身体だけではなく、
心にもその原因があるという大原則は一致しています。

湘南深沢ニコニコ整骨院 鎌倉市常盤60-3
0467-43-2556
または
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by c-dunk | 2016-05-21 17:41 | プラシーボ | Comments(0)

プラセボも脳

味も素っ気もありません。全ては脳・・・
プラセボを狙って聴診器などを使用する逮捕されちゃうかも。

[2008年10月2日(VOL.41 NO.40) p.24]
プラセボ効果やノセボ効果に特定の神経機構が介在〔ニューヨーク〕ミシガン大学(ミシガン州アナーバー)のJon-Kar Zubieta博士らは,プラセボ効果とノセボ効果の双方が,ドパミン作動(DA)系と内因性オピオイド系に関連することを見出し,Archives of General Psychiatry(2008; 65: 220-231)に発表した。この研究結果は,プラセボ効果やノセボ効果が特定の神経機構を介してもたらされるとする最近の複数のエビデンスを支持するものである。プラセボ効果とは偽薬あるいは偽処置で得られる治療効果であり,ノセボ効果とはそれらによる有害作用である。
http://www.medical-tribune.co.jp/wwwroot/cgi-bin/index1_free.cgi

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by c-dunk | 2008-10-16 19:10 | プラシーボ | Comments(0)
出所が不明なのですが、参考までに。

米国では、ここ2~3年で300万ドル以上の予算を投じている
国立健康研究所をはじめとして、様々な機関で、「祈り」が健康や治癒に
及ぼす効果についての調査・研究が数多く行われている。

昨年6月にデューク大学が発表した報告によれば、65歳以上の
男女4000人を対象に調査した結果、祈ったり、聖書を読んでいる人の方が、
健康で長生きだったという。

また、心臓発作のためミズーリ州の病院に入院した1000人の患者を
対象に行った調査では、半分の患者に対し、誰かに患者の回復を祈らせた。
患者自身には、自分の回復を祈っている人がいるということは知らせなかった。
その結果、祈ってもらった患者の方が、そうでない患者よりも回復率が
約10%高かった。

最近も、第三者による祈りの効果についての調査結果が報告された。
この調査は、6ヶ所の医療機関で行われたもので、
心臓の冠状動脈バイパス手術を受けた患者1800人が対象だった。

患者は3つのグループに分けられた。Aグループは他人が自分のことを
祈っていることを知らされ、Bグループは他人が祈っているが
それを知らされず、Cグループに対しては祈りは行われなかった。

祈りの内容は、「手術の成功、早期回復、合併症の回避」だった。

結果として、手術の成功について、各グループの差は認められなった。
逆に、AグループはBグループよりも合併症を起こす確立が高かった。
Aグループは、誰かが祈っていることを知らされたために、
「祈りが必要なほどに自分の状態は悪いのだろうか」と
いう不安が、合併症を起こしやすくしたのではないかとも言われている。

今まで行われた多くの調査・研究にも関わらず、
決定的な結論にはなかなかたどり着けないようである
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by c-dunk | 2006-04-03 15:47 | プラシーボ | Comments(0)

治療儀礼

どのような医療体系においても、それを受容する人びとはその医療がもつ治癒力のイメージを抱いている。江戸時代の医師が蘭方に関心を持ったのは外科学の領域であるといわえる。人間の身体の解剖学的関心と共に「悪い部分を切って取り去る」ということは強い治癒のイメージを与え、それは漢方にはまったくないものであった。今日でも、実際に臓器移植を受けることのできる患者の数は、心臓、肝臓あるいは肺に障害をもつ人びとの中でもごくわずかであるのに、臓器移植が、社会全体や医療の世界では大きな関心を呼ぶのは、それが強烈な治癒イメージをもつからであろう。


儀式のことを、文化人類学では「治療儀礼」というらしいのですが、伝統医療では「治癒イメージ」を発達させて、集団の身体観や身体と環境についての観念、シンボルなどを使って、強力に幾重にも織り込んだ「治癒イメージ」を創り出したのはもちろんですが、現代医療では、計算化したり測定できないものは当然無関心なので「治癒イメージ」のようなものは関係ないのですが、現代医療でも医療者と患者の双方で無意図的に、治療方法が確立していない病気治療において現れやすい傾向にあるようです。「悪い部分を切って取り去る」っていうのはやっぱり強力な「治癒イメージ」を創りますね。
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by c-dunk | 2006-01-13 15:33 | プラシーボ | Comments(0)

適切な治療者を選ぶ


すべての治療者が私たちの体内の製薬工場の働きを高める能力をもっていればそんな有りがたいことはないのだが、そうゆうわけにもいかない、もうわかっているように、私たちの体内の製薬工場は治療を促す刺激やメッセージに反応してポジティブな作用をもたらすが、治療者のそうしたメッセージを伝える能力には著しい差があるのだ。さらに人間はひとりひとり違うから、ある患者には最高の治療的メッセージを送ることの治療者も、別の患者にはできないかもしれない。これは治療者がいくらその道に通じ、優れた治療技術をもっていても同じことである。

あなたが治療するのに一番適した治療者を見つけるためには、ある程度の時間とエネルギーをつぎこむ必要がある。友人や近所の人たちに聞いたとしても、その人たちが治療者に求める特性があなたの求めるものと同じだと確信できなければ、あなたの役に立つとはかぎらない。


・治療者は説明のために時間をとってくれるだろうか?
・治療者はあなたの個人的なニーズと能力にあった適切な説明をしてくれるだろうか?
・治療者は質問を歓迎する態度をもっているだろうか?
・治療者はあなたをひとりの人間として心にかけているだろうか?
・治療者はあなたに以前より主導権を自覚させてくれるのだろうか?
・治療者は、この人は自分の健康状態をコントロールするための本当のパートナーだと、あなたに感じさせてくれるだろうか?
・あなたが力を蓄えるにつれて、治療者のほうもより強くなるだろうか?
・治療者にユーモアのセンスがあるだろうか?
・診療所のスタッフはどうか?


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治療者のひとりです。。。
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by c-dunk | 2005-12-22 10:30 | プラシーボ | Comments(0)

変えることはとても無理なことだと思うようなら、「1日づつ」というすばらしい金言にしたがえば間違いない。あまり先のことを考えすぎないで、今日成功するために何をすればいいかを考えこと。

失敗したら-人間だからそうゆうこともある-全面的に罪の意識を感じたり、自分を責めたりする誘惑(あ~これで、何もかも台無しだ!)に負けてはいけない。むずかしくやりがいのあることを始めて途中でつまずかない人なんかいない、とまず自分にいい聞かせなさい。それから、失敗といわれるものは本当は失敗ではなく、学ぶチャンスだと思い出すのだ。前は知らなかったけれど、今はうまくいくことといかないことがわかるのではないか?新しく学んだこのことをどう利用すれば、この先ももっと確実な成功を得られるのだろう?たとえば、あなたが数週間煙草を吸わないでいたのに友人とバーへ行って煙草に火をつけてしまったとしたら、そのバーは(あるいはその友人たち)はあなたの健康のための取り組みには鬼門だとわかるだろう。


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絶対確実な成功により、健康に対する主導権を握る。
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by c-dunk | 2005-12-21 19:46 | プラシーボ | Comments(0)

運動を始めようと思ったら、まず自分が運動のできることが確実に予想できる安全な時間帯を確保することを考える。そして実際の運動量はほんの少しだとしても、とにかくやる。腹筋運動をしたけど体調が悪くて5回やったら腹筋が痛くなるというなら、3回でも4回でもしておく。1日1回、3,4回の腹筋運動ができたら、1日に1回おまけの腹筋をすることをしばらく続ける。おまけは1週間でもいい。

食事を変えようと思ったら、今までの食習慣を全部捨てて、一から始めようとしてはいけない。1回の食事で何かひとつだけ変えるとか、食べ物のひとつだけ変える-たとえば低脂肪のサラダドレッシングに変える-とかを目標にするのだ。低脂肪ドレッシングがすっかり習慣になるまでは、それに加えて何かしてはいけない。いちばん変わりやすいことから始めて、難しいことはあとから、ひとつことに成功してからやることを忘れないように。

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by c-dunk | 2005-12-21 19:21 | プラシーボ | Comments(0)

意味と脳化学


プラシーボ反応が起こらないことのほうが不思議。

①患者の考え方が変われば、脳内の化学作用も変化を受ける。意識と脳の化学作用には相互   関係があるからだ。

②脳内の化学作用が変化すれば、脳と身体の他の部分をつなぐ生化学的経路を変化する可    能性がある。

③脳と身体をつなぐ経路に変化が起これば、それらの経路の影響を受ける身体の組織も変わ    る可能性がある。

④生化学的な影響を受けて身体の組織が変化すれば、治癒が起こるかもしれない。

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しかし、経路を特定するのは難しい・・・
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by c-dunk | 2005-12-20 17:07 | プラシーボ | Comments(2)

関節鏡

変形性膝関節症への関節鏡下デブリドマンはプラセボ効果しかない この研究の前に行なったものでしょうか。「心の潜在力プラシーボ効果」 広瀬弘忠より

テキサス州ヒューストンの外科医ブルース・モーズリィはひざの関節炎の患者に対しておこなわれている関節鏡を使った手術の効果について、日頃から疑問を抱いていた。そこで同僚のネルダ・レイ医師に相談したところ、彼女は、関節炎の手術には、プラシーボ効果が働いているかもしれないという感想を話した。二人は協同して、手術の効果を明らかにするためプラシーボ手術を実施することにした。だが、その前に、モーズリィとレイらは、この実験的手術をおこなうことについて、彼らが勤務するヒューストン復員軍人病院の倫理委員会の承認を得る必要があった。
 彼らの計画は倫理委員会に持ち込まれた。委員会の審議は難航した。だが、彼らのとって幸運なことに、結論はは思い切ったものだった。もしプラシーボ手術に効果が認められれば、より安全な方法で関節炎のコントロールが可能になるだろう。そうであるならば、彼らにやらせてみるだけの価値はある。このような理由で、プラシーボ手術は倫理委員会から承認され、実施に移された。

 さて、研究目的を明らかにして、10人の関節炎に苦しむ患者が集められた。
 手術は3つの種類に分けられていたが、誰がどの手術を受けることになっているかは、麻酔科医と看護婦だけはしっていたが、執刀医は手術室に入って、用意されていた封筒を開けるまで、そこでどのような手術をおこなうことになっているかを知ることがなかったのである。この処置は、外科医が手術の内容について事前に知ってしまうことにより、無意識のうちに、手術に影響がでることを避けるためにとられた。

全文
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by c-dunk | 2005-12-12 19:26 | プラシーボ | Comments(5)

強硬手段

「人はなぜ治るのか」

外科手術のような強硬手段が有効な活性プラシーボになるのは、それが患者に強烈な印象を与え、しかも、医師がその方法の有効性を確信しているからなのだ。不幸にして、強硬な治療はややもすると害をもたらしやすい。もし薬をはじめとする諸治療手段の直接効果よりもプラシーボ反応の方に、より治療効果を左右する力があるとすれば、からだに加えた損傷を正当化する理由はなくなる。言い換えれば、非外科的治療法で同じく有利なプラシーボ反応が誘発できるとしたら、手術による心身の障害は弁護の余地がなくなってしまう。

患者に好結果を確信させるに足る強硬な治療で、しかも患者の心身をひどく傷つけないという、ほどよいバランス点を見出すのは容易なことではない。それは、病気や治療に関する社会通念によって大きく変わるからである。

私たちの社会では、広汎なテクノロジー信仰と物質優先主義が支配的であるために、温和な治療法より外科的な治療法の方に、精神が介在する治癒力を有効に引き出す力がある。悲しいことだが、これは事実だ。

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>温和な治療法より外科的な治療法の方に、精神が介在する治癒力を有効に引き出す力がある。悲しいことだが、これは事実だ。

ここで負けちゃうのは、悔しいです・・・
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by c-dunk | 2005-12-12 19:04 | プラシーボ | Comments(0)

走る迷走柔整師  ココロと身体はセット 設楽義勝


by c-dunk