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心の治療のあり方 セラピスト

心の治療のあり方 セラピスト

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河合隼雄氏の箱庭療法と中井久夫氏の風景構成法を中心に心理療法がどのように日本に導入され、発達し実践されてきたそんな内容にですが、「傾聴」とか「共感」とは比べものにならい心の奥に入っていくこれぞ心理療法です。

逐語録といって実際のやりとりがたくさんでてきますが、箱庭も絵画も作業中は見守るだけといっていいほど何か評価したりません。何回も何回も箱庭を作ります。なんでそれで自分で変わろう、変わっていくのか分かったような分からないような。なんとなく予想はしていたけど、本当に心の深いところに降りていくそんなイメージです。

深い世界に旅したものの、セラピストがクライアントを連れて戻れない場合はどうしたらいいのだろうか。深みにはまったまま、セラピストとクライアントが共倒れしてしまう危険はないのだろうか

一対一の本物の心理療法ってカウンセラーもクライアントも死にもの狂いなって行うものなんですね、一人前のカウンセラーになるには25年かかるそうだから、○○カウンセラーとかこういうのとは別物で、よく話を聴くだけでよくなるのでしょうが、本書に出てくるセラピストの方々こそが心理療法家とよぶに相応しい気がします。

先日読んだ、「生活習慣病としてのうつ病」にも書かれていましたが今は精神科や心療内科の外来は、内科や整形外科のように患者さんが多く本当に5分しか診察できないようです。なので認知行動療法や投薬が中心になっていてこのような心理療法はほとんど行われていないそうです。

1時間もクライアントが一言も話さなくても、話すまでそれを黙って1時間待つ。確かにこれでは外来は成立しませんね。

痛みが起こるのには、心と身体の両方が関わっています。
慢性痛に関する学説や治療法は数多くありますが、
どの説も、慢性痛の症状があるなら、身体だけではなく、
心にもその原因があるという大原則は一致しています。

湘南深沢ニコニコ整骨院 鎌倉市常盤60-3
0467-43-2556
または

瞑想5日目、忙しくても落ち着いて施術できた?違うか

by c-dunk | 2015-12-05 13:19 | 身心

走る迷走柔整師  ココロと身体はセット 設楽義勝


by c-dunk