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やっぱり運動だ。

加齢に伴う筋肉痛が軽減される可能性あり


プロスペクティブ(前向き)縦断的研究において、身体活動度の高い高齢者は、運動量の少ない対照群よりも筋骨格系疼痛が約25%少なかった

Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD

【9月19日】ランニングによって、加齢に伴う筋肉痛の発現を減らすことができるという、プロスペクティブ(前向き)縦断的研究の結果が、『Arthritis Research and Therapy』の9月号で報告された。
「多数の疫学研究と臨床試験によって、定期的に身体活動を行っている高齢者は、活動的でない人よりも、健康状態が良好でQOL(生活の質)が高いことが確立されている」と、スタンフォード大学(カリフォルニア州、パロアルト)のBonnie Bruce氏らは論文で述べている。「定期的な運動が、膝の変形性関節症の患者の疼痛を軽減すること、および労作に伴う腰痛の予防に役立つことも、明らかになっている。有酸素運動と加齢に伴う疼痛の認識との関係について検討した研究は少ない」。

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やっぱり痛みは不思議なところありますね、何で痛みが軽くなるのか作用機序はわからないようですがとにかく、運動をしてたら痛みが軽くなったようです。

「平均年齢62-76歳の間の暦年の、または疼痛累積曲線下面積に基づいて、身体活動度の高い高齢者における長期にわたる安定した運動パターンは、運動量の少ない対照群が報告したよりも、筋骨格系疼痛が約25%少ないことと関連した」

「すべての研究群の被験者において、疼痛は確かに年齢とともに増大したが、ランニングを含む激しい運動を定期的に行っていた高齢者においては、運動しなかった人々と比較して、筋骨格系疼痛の漸進的増加が認められなかった」

「最初に認められた、運動を支持する差は、長期間維持されることが明らかになった。」

今日から運動だ!








加齢に伴う筋肉痛が軽減される可能性あり


プロスペクティブ(前向き)縦断的研究において、身体活動度の高い高齢者は、運動量の少ない対照群よりも筋骨格系疼痛が約25%少なかった

Laurie Barclay, MD
Medscape Medical News
Reviewed by Gary D. Vogin, MD

【9月19日】ランニングによって、加齢に伴う筋肉痛の発現を減らすことができるという、プロスペクティブ(前向き)縦断的研究の結果が、『Arthritis Research and Therapy』の9月号で報告された。
「多数の疫学研究と臨床試験によって、定期的に身体活動を行っている高齢者は、活動的でない人よりも、健康状態が良好でQOL(生活の質)が高いことが確立されている」と、スタンフォード大学(カリフォルニア州、パロアルト)のBonnie Bruce氏らは論文で述べている。「定期的な運動が、膝の変形性関節症の患者の疼痛を軽減すること、および労作に伴う腰痛の予防に役立つことも、明らかになっている。有酸素運動と加齢に伴う疼痛の認識との関係について検討した研究は少ない」。

健康に年を重ねている男女の高齢者からなる研究コホートには、ランナー協会のメンバー492名と、対照として地域住民374名が含まれた。すでにランニングを止めていたランナーを含めるため、コホートを、かつてランニングをしていた565名と、全くランニングをしたことがない301名に細分化した。主要結果評価項目は、両端を固定した視覚的アナログ尺度(0-100;0=疼痛なし)を用いて年次調査において評価した疼痛であった。一般化推定方程式によって、年齢、肥満指数(BMI)、性別、保健行動、関節炎の病歴、および合併症に関する統計学的調整が可能になった。

ランナー協会のメンバーは、対照の地域住民よりも若く(62歳対65歳;P<0.05)、BMIが低く(22.9 対24.2;P<0.05)、関節炎が少なかった(35%対41%;P>0.05)。ランナー協会のメンバーは1週あたりの運動時間が対照よりも長く(314分対123分;P<0.05)、1週あたりのランニング距離も長く(41.8km対3.2km;P<0.05)、骨折を報告した割合も高かった(53%対47%;P>0.05)。

かつてランニングをしていた人々は、全くランニングをしたことがない人々よりも若く(62歳対66歳;P<0.05)、BMIが低く(23.0 対24.3;P<0.05)、関節炎が少なかった(35%対43%;P<0.05)。同じくそれらの人々は、全くランニングをしたことがない人々よりも、1週あたりの運動時間が長く(291分対120分;P<0.05)、1週あたりのランニング距離が長く(37.0km対1.6km;P<0.05)、骨折を報告した割合がやや高かった(52%対48%;P>0.05)。
ランナー協会メンバーの群において、運動は、性別、ベースラインのBMIおよび研究からの脱落について調整した、長期にわたる疼痛スコアがより低いことと関連していた(P<0.01)。かつてランニングをしていた人々と、全くしたことのない人々を比較した場合にも、同様の差が認められた。

この研究の問題点には、これらの結果の根底にある可能性のある作用機序が説明されていないことが含まれる。
「平均年齢62-76歳の間の暦年の、または疼痛累積曲線下面積に基づいて、身体活動度の高い高齢者における長期にわたる安定した運動パターンは、運動量の少ない対照群が報告したよりも、筋骨格系疼痛が約25%少ないことと関連した」と、著者らは報告している。
「すべての研究群の被験者において、疼痛は確かに年齢とともに増大したが、ランニングを含む激しい運動を定期的に行っていた高齢者においては、運動しなかった人々と比較して、筋骨格系疼痛の漸進的増加が認められなかった」と著者らは指摘する。「最初に認められた、運動を支持する差は、長期間維持されることが明らかになった。」
米国立衛生研究所(NIH)が本研究を支援した。著者らは競合する利害関係はないと報告している。
Arthritis Res Ther. 2005;7:R1263-R1270  Medscape Medical News 2005. (C) 2005 Medscape
by c-dunk | 2005-11-26 10:32 | 運動

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by c-dunk