強烈な筋肉の痙攣

ナチュラルメディスン アンドルー・ワイル

急性腰痛の圧倒的多数は筋肉の痙攣から生じる。分娩時の女性が証明しているように、筋肉が強く収縮したときの痛みは信じられないほど強烈なものである。急性腰痛になった人の多くが思い浮かべるのは椎間板ヘルニア・神経圧迫・脊椎転位・靱帯か筋肉の裂傷などだが、実際には強烈な筋肉の痙攣が唯一の、もしくは主たる原因であることがほとんどである。尿失禁、脚の異常感覚や感覚麻痺、脚と足の運動不能などの場合を除いて(こうした症状があるときは医師に相談すること)、筋肉の痛み以外のものだと考える理由はない。患部には急速に炎症が起こり、熱を感じることもある。

腰の筋肉を痙攣させているのは脊髄からくる神経の反射であり、これが悪循環を形成して、痙攣と炎症がさらなる痙攣と炎症を招く。その循環は筋肉の損傷に対応して起こってくるわけだが、真の原因は脳にあることが多い。脳が脊髄をつうじて筋肉の生理に干渉していると考えられる。急性の背部痛(および頸部痛)はストレスのあらわれであることが多いということだ。これこそ真の心身相関症状―「すべてはこころの問題」という意味ではなく、こころと脳と神経と筋肉の複雑な相互作用という意味である。脳が筋肉機能にひずみを生じさせ、心身的ストレスに対して自由に応答させないようにしていることが、腰痛になってあらわれている。そう考えれば、何でもないような屈伸運動や捻転運動によってひどい痙攣と炎症の悪循環が起こるメカニズムも説明できる。
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炎症は酸欠による内因性発痛物質の産生ってことでしょうか。

筋肉が強く収縮したときの痛みは信じられないほど強烈なものである
これが世間一般に常識とされる。痛みの強さから、かけ離れた「こいつは普通の痛みじゃない!」痛みなわけで、「メカニズムも説明できる」といわれても、例え痛みが収まっても納得できない人はいますよね。神経痛なんて言葉があるかぎり・・・
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by c-dunk | 2005-12-06 22:42 | 痛み

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