2005年 12月 09日
冷たい炎症?
炎症と痛み 評価からの治療手技の選択より
組織が障害されるとBK,PG、5-HT、ヒスタミンなどの炎症メディエータが産生される。ポリモーダル受容器が科学的刺激にも応じると述べたが、最も有効な刺激物質がBKである。PG,ヒスタミン、5-HTは受容器を直接興奮させる効果はほとんどないが、BKや熱刺激などによるポリモーダル受容器の反応を増強させる働きをもっている。
中略
また、炎症メディエータは血管・血管系に働くことで炎症をひき起こすが、炎症によって起こる組織の「腫張」による受容器への圧迫や「発熱」による局所温度上昇などが二次的に受容器の興奮性を高めている。これは、炎症時に冷却を行なうと痛みが和らぐことを説明する所見である。
また、炎症時には、正常時にはまったく反応しないsleeping fiberが興奮することがしられている。つまり炎症メディエータによりポリモーダル受容器の興奮性が上がったためであり、炎症時には正常時に比べてより多くの侵害受容器が活動することになる。
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>炎症メディエータは血管・血管系に働くことで炎症をひき起こすが
何で腫れたり、熱もたないの?アキレス腱炎は腫れますよね、でも足底筋膜炎で足の裏が腫れてるなんてのは確かに診たことないような。
炎症メディエータがそこにあれば、炎症か?
組織が障害されるとBK,PG、5-HT、ヒスタミンなどの炎症メディエータが産生される。ポリモーダル受容器が科学的刺激にも応じると述べたが、最も有効な刺激物質がBKである。PG,ヒスタミン、5-HTは受容器を直接興奮させる効果はほとんどないが、BKや熱刺激などによるポリモーダル受容器の反応を増強させる働きをもっている。
中略
また、炎症メディエータは血管・血管系に働くことで炎症をひき起こすが、炎症によって起こる組織の「腫張」による受容器への圧迫や「発熱」による局所温度上昇などが二次的に受容器の興奮性を高めている。これは、炎症時に冷却を行なうと痛みが和らぐことを説明する所見である。
また、炎症時には、正常時にはまったく反応しないsleeping fiberが興奮することがしられている。つまり炎症メディエータによりポリモーダル受容器の興奮性が上がったためであり、炎症時には正常時に比べてより多くの侵害受容器が活動することになる。
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>炎症メディエータは血管・血管系に働くことで炎症をひき起こすが
何で腫れたり、熱もたないの?アキレス腱炎は腫れますよね、でも足底筋膜炎で足の裏が腫れてるなんてのは確かに診たことないような。
炎症メディエータがそこにあれば、炎症か?
by c-dunk
| 2005-12-09 15:06