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今度は首のガイドライン。

頚部痛は腰と違ってほっとくより治療しようってこかい。

神経根障害という概念は意地でも残すか、手術に関してはこちらも???なのね。
http://www.medical-tribune.co.jp/wwwroot/cgi-bin/index1_free.cgi

[2008年3月20日(VOL.41 NO.12) p.01]
頸部痛の治療ガイドラインを発表
科学的根拠に基づき詳述

〔米オハイオ州クリーブランド〕頸部痛とその関連疾患に関する骨関節特別研究班2000-2010(Bone and Joint Decade 2000-2010 Task Force on Neck Pain and Associated Disorders)は,タイプの異なるさまざまな頸部痛に対する最善の治療法を医師に推奨するため,長く待ち望まれていた科学的根拠に基づいたガイドラインをSpine〔2008; 33(4S): S1-S220〕に発表した。

むち打ちは迅速な機能回復を
この国際的な特別研究班によると,新しいガイドラインの重要な知見として,一般人口の30~50%は生涯のある時期になんらかの頸部痛を経験しており,このうち2~11%は頸部痛のために活動が制限されている。このガイドラインは,外科的治療と非外科的治療を含む多様な治療選択肢について詳しく考察している。

ガイドラインの作成に携わった研究班は,1980~2006年に発表された頸部痛の非外科的介入の有効性と安全性に関する文献を選択し,科学的に許容される論文170件の査読を行った。このうち139件は非侵襲的な介入に関するものであった。

新しいガイドラインによると,むち打ちに関連した頸部疾患については,教育的ビデオの使用,援動術,運動は通常のケアあるいは物理療法よりも便益が大きいことがエビデンスから示されている。その他の頸部痛については,医師の監督下での頸部の用手療法,低レベルレーザー療法,鍼治療のほうが非治療,偽治療,代替的な介入と比べて有効性が高いことがエビデンスから示唆されている。しかし,これらの実治療の相互比較では,どの治療にも明らかな優位性は認められなかった。

むち打ちに関連した頸部疾患と神経根症状を伴わないその他の頸部痛については,できるだけ迅速な機能回復に重点を置いた介入のほうが,そうでない介入よりも有効性が高い。最も信頼性の高いエビデンスから,用手療法と運動を含めた治療は,代替療法よりも有効であることが示唆されている。

by c-dunk | 2008-03-26 19:44 | 痛み

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by c-dunk